入院中の暇つぶしや家族との連絡、オンライン診療や仕事のために、病室でWiFiを使いたい——そんなとき気になるのが「結局いくらかかるのか」です。この記事では、入院用WiFiレンタルの費用を1週間・1ヶ月・2ヶ月の期間別に、送料や延滞料も含めた「総額」で比較します。
結論から言うと、NETAGEの確認例(税込)では短期(1週間前後)は送料込みで約3,000〜5,000円、1ヶ月は約3,000〜8,000円(容量で差)が目安です。5G無制限のFS050W(WiFiレンタル屋さん)などを選ぶと、1週間で約9,020円・1ヶ月15,950円(いずれも税込・往復送料込み)まで上がります。そのうえで、退院日が読めない入院では「料金に上限のあるプラン」を選ぶのが失敗しないコツです。料金は変動する場合があるため、申込前に必ず各社公式サイトで最新料金をご確認ください。
この記事の要点
- 1週間の目安:NETAGEの確認例で送料込み約3,000〜5,000円(小容量の31日固定プラン3,080円〜完全無制限約5,060円、税込)。5G無制限のFS050W(WiFiレンタル屋さん)なら約9,020円(税込)
- 1ヶ月の目安:NETAGEの確認例で送料込み約3,000〜8,000円(容量で差。小容量5GBの31日固定3,080円〜完全無制限8,030円、税込)。FS050W(WiFiレンタル屋さん)なら15,950円(税込)
- 損益分岐:14泊前後を超えるなら「1日課金」より「月パック」が安い
- 入院で安心なのは:退院が延びても料金が読める上限つき・定額プラン
- 容量制 vs 無制限:使い方が読めないなら100GB前後が無難。NETAGEでは小容量最安と完全無制限で月約5,000円差(100GBとは約1,000円差)
- レンタル料金とは別に送料・手数料(NETAGEは往復一律1,100円、WiFiレンタル屋さんは往復送料1,100円、WiFiレンタルどっとこむは受取550円+返却517円〜)がかかる点に注意
入院WiFiの費用、まず知っておきたい3つの仕組み
具体的な金額の前に、料金を正しく比べるための前提を押さえておきましょう。ここを知らないと「1日◯円」の安さに釣られて、かえって高くつくことがあります。
1. 「レンタル料金」と「送料」は別
多くのレンタル会社では、機器のレンタル料金とは別に送料・手数料がかかります。たとえばWiFiレンタル屋さんの往復送料は1,100円(税込・返却用レターパック代込み)で、返却時の追加料金はありません(置き型ホームルーターのみ1,430円。ストア受取なら返却用の送料550円のみで、店頭で返却すればその550円も返金されます)。NETAGEは往復(貸出/返却)送料が全国一律1,100円(税込)、WiFiレンタルどっとこむは受取(発送)手数料が1台550円(税込)+返却手数料がポスト返却517円/空港550円/コンビニ・PUDO 650円/集荷800円と、返却方法で変わります。
つまり「1日◯円」という表示だけでなく、送料を足した総額で比べることが大切です。
2. 「1日課金」と「月パック・定額」で損益分岐がある
料金の課金方式は、大きく2タイプに分かれます。
| 課金方式 | 仕組み | 向いているケース |
|---|---|---|
| 1日課金型 | 1日あたりの料金 × 日数 | 数日〜10日程度の短期 |
| 月パック・定額型 | 期間に関わらず1ヶ月分が定額 | 2週間以上の長期、退院日が未定 |
WiFiレンタル屋さんでは14泊以上で割安なレンタルパックが適用され、1日料金×日数より1ヶ月パックの方が安くなる損益分岐点が14泊前後にあります。「1週間を少し超えそう」なら、最初から月プランを検討する価値があります。
3. 「延滞料金」と「自動延長」の扱いは会社で違う
入院は退院日がずれることがあります。このとき効いてくるのが、期限を過ぎたときの扱いです。
- WiFiレンタル屋さん:延滞料金の金額は公式ページに表示がなく、当サイトの料金調査でも確認できていません。期限前に延長注文をしておくのが基本で、期限後の延滞料金・扱いは申込時に公式でご確認ください。
- NETAGE:申込時のレンタル期間が過ぎても返却がなければ延長申請不要で自動延長され、期間に応じた料金が月末締めで請求されます。レンタル期間に縛りがなく解約金もありません(料金体系の全体像は NETAGEの評判・料金レビュー 参照)。
退院日がはっきりしない入院では、この「延びたときにどうなるか」が総額を大きく左右します。
【期間別】入院WiFiの費用相場と最安の目安
ここからは期間別に、相場と各社の代表的な料金を見ていきます。金額はNETAGE・WiFiレンタル屋さんとも税込です。
1週間(7日前後)の費用相場
ポケット型WiFiレンタルの1週間は、当サイトが確認した例では送料込みで約3,000〜5,000円です(小容量の31日固定プランなら3,080円、完全無制限なら約5,060円。いずれもNETAGE・税込)。
| サービス/プラン | 料金の考え方 | 送料込みの目安 |
|---|---|---|
| WiFiレンタル屋さん 20GB/月(601HW) | 390円/日 × 8日 + 往復送料1,100円 | 約4,220円(税込) |
| WiFiレンタル屋さん 無制限(FS050W) | 990円/日 × 8日 + 往復送料1,100円 | 約9,020円(税込) |
| NETAGE 容量制最安(FS030W・SoftBank 5GB/月) | 31日間固定1,980円 + 往復送料1,100円 | 3,080円(税込・8日でも同額) |
| NETAGE 完全無制限(FS040W) | 495円/日 × 8日 + 往復送料1,100円 | 約5,060円(税込) |
短期では、31日間固定料金の小容量プラン(NETAGEのFS030W SoftBank 5GB/月・FS040W 楽天モバイル7GB/月などが31日間1,980円)や、1〜2週間の短期専用プランを持つサービスが有利です。1週間しか使わなくても31日固定プランのほうが日割りより安くなることがあります。一方で「無制限」表記のプランでも、NETAGEのFS030W(au回線・無制限)は3日間で10GBを超えると速度制限、WiFiレンタルどっとこむのU50・G40は1日10GBの注記があるなど、短期間の上限が設けられている場合がある点には注意が必要です(NETAGEのFS040Wは完全無制限プラン)。
なお、WiFiレンタル屋さんは最短1泊2日からレンタル可能なので、数日だけの短期入院でも無駄なく借りられます。
1ヶ月(30〜31日)の費用相場
1ヶ月レンタルは、当サイトが確認した例では送料込みで約3,000〜8,000円です(小容量5GBの31日固定プラン3,080円〜完全無制限8,030円。NETAGE・税込。屋さん20GBは6,950円・税込)。容量制と無制限で価格差が大きく出るのもこの期間です。
| サービス/プラン | 内容 | 1ヶ月の料金(送料・手数料は別) |
|---|---|---|
| NETAGE 容量制最安(FS040W 楽天7GB等) | 31日間固定(税込・往復送料別) | 1,980円(≒63円/日相当)+送料 |
| WiFiレンタル屋さん 20GB/月(601HW) | 月パック(往復送料1,100円別・税込) | 5,850円 +送料 |
| WiFiレンタル屋さん 50GB/月(809SH) | 月パック(往復送料1,100円別・税込) | 7,350円 +送料 |
| NETAGE AIR-1(クラウドSIM)100GB/月 | 31日間固定(税込・往復送料別) | 5,980円(≒192円/日相当)+送料 |
| WiFiレンタル屋さん 100GB/月(809SH) | 月パック(往復送料1,100円別・税込) | 8,850円 +送料 |
| NETAGE 完全無制限(FS040W) | 31日まで(税込・往復送料別) | 6,930円(32日目以降223円/日)+送料 |
| WiFiレンタル屋さん 無制限(FS050W) | 月パック(往復送料1,100円別・税込) | 14,850円 +送料 |
※いずれも送料・手数料を含まないレンタル料金です。WiFiレンタル屋さんの往復送料1,100円は返却用レターパック代込みで、返却時の追加料金はありません。
容量をあまり使わないなら、NETAGEの容量制最安プラン(FS040Wの楽天モバイル7GB・305ZTの7GB、FS030WのSoftBank 5GBで31日間1,980円)が際立って安い選択肢です。ただし容量は小さめなので、使い方とのバランスを見て選びましょう。
中容量ならNETAGEのAIR-1 100GBプラン(31日5,980円)が、1日あたり約192円相当とコスパに優れます。なお、同じ100GBでも機種・回線によって料金は異なります(FS045Wは31日6,380円など)。動画やビデオ通話を毎日たっぷり使うなら、完全無制限プラン(NETAGEのFS040Wで31日6,930円)が安心です。
このように、NETAGEでは小容量最安(1,980円)と完全無制限(6,930円)で1ヶ月あたり約5,000円の価格差が出ます(100GBと完全無制限の差は約1,000円)。入院中の使い方をイメージして、容量を選ぶことが節約の決め手になります。
2ヶ月(約60日)の費用相場
2ヶ月になると、1日課金を続けるより月単位の定額・自動延長型のほうが総額を抑えやすくなります。
たとえばNETAGEには2つの課金方式があります。
- 定額プラン:レンタル期間に関わらず31日間定額。32日目以降は日割り。
- デイリープラン:1日課金だが31日目まで上限額が設定され、それ以上にはならない。32日目以降は1日料金×日数。
NETAGEのFS040W(完全無制限)を例にすると、31日まで6,930円で、32日目以降は1日223円の日割り。仮に60日ならレンタル料金は「6,930円+223円×29日=約13,397円」が目安です(往復送料と任意の安心補償は別。実際の請求は会社の締め・条件によります)。
WiFiレンタル屋さんのように1ヶ月パックを月単位で更新する形でも、1ヶ月パック料金(無制限14,850円・20GB 5,850円、いずれも税込)が月ごとに積み上がる計算になります(往復送料1,100円は別。返却用レターパック代込みのため返送費の追加はなし。更新時の手数料の扱いは公式で要確認)。期間が長いほど、1日課金との差は開いていきます。
退院日が読めず2ヶ月前後になりそうな入院では、上限のあるデイリープランや月末締めの自動延長が、追加料金の心配を減らしてくれます。
容量制 vs 無制限:入院ではどちらを選ぶ?
費用を左右する最大のポイントが「データ容量」です。入院中の使い方から逆算して選びましょう。
| 使い方の例 | おすすめ容量の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| SNS・メール・LINE・調べもの中心 | 7〜20GB | 容量制の最安帯で十分。月2,000円前後も狙える |
| 動画を時々・ビデオ通話を少し | 50〜100GB | 中容量が価格と安心のバランス◎ |
| 動画・配信を毎日たっぷり、長期入院 | 無制限 | 容量を気にせず使える。ただし月額は上がる |
「どれくらい使うか分からない」という場合は、100GB前後の中容量プランが無難です。NETAGEの100GB(31日5,980円)なら、動画もそこそこ楽しめてコストも抑えられます。
なお、各社の「無制限」表記は、サービスごとに実態が異なります。完全無制限をうたうもの(NETAGEのFS040W・FS050W、WiFiレンタル屋さんのFS050W「データ使用量の制限なし」など)のほか、1日あたりの上限があるもの(WiFiレンタルどっとこむのU50・G40は1日10GB、U20は1日3GBの注記)、短期間の上限があるもの(NETAGEのFS030W au回線無制限は3日間で10GB超で速度制限)があります。完全無制限でも、ネットワークの混雑状況などにより通信会社側で速度制限がかかる場合があると注記するプラン(NETAGEのFS050Wなど)もあるため、申込前に各プランの条件をご確認ください。
テレビカードとどちらが得?費用を並べて比較
入院費用の節約でWiFiとよく比較されるのが、床頭台のテレビを見るためのテレビカード(プリペイドカード)です。よく見られる例は1枚1,000円で約1,000分(1分1円・約16時間40分)という設定ですが、視聴時間は病院によって幅があり(同じ1,000円で約15時間〜24時間超まで)、冷蔵庫やコインランドリーと共用の場合もあります。金額・時間は入院先の案内で必ずご確認ください(2026年8月時点の公開情報に基づく目安)。
仮に1日3時間テレビを見るとすると、テレビカードは1日あたり約180円。31日で約5,580円になり、実はNETAGEの100GBプラン(31日5,980円)や完全無制限(31日6,930円)とほぼ同じ価格帯です。
| 項目 | テレビカード(1日3時間の例) | レンタルWiFi(無制限の例) |
|---|---|---|
| 31日の費用目安 | 約5,580円(180円/日) | 6,930円(NETAGE FS040W・223〜224円/日相当) |
| できること | 床頭台のテレビ視聴のみ | スマホ・タブレットで動画/ビデオ通話/SNS/調べもの |
| 残り時間・容量 | 使い切り(退院時に精算機で返金できる病院も) | プラン容量まで(無制限なら気にしない) |
テレビ番組を流し見できれば十分という人はテレビカードだけで足ります。一方、動画配信・家族とのビデオ通話・SNSも使いたいなら、同じ予算でできることの幅はWiFiのほうが広く、手持ちのスマホやタブレットがそのまま「自分の画面」になります。両方使う予定なら「テレビはニュース程度に絞ってカードの枚数を減らし、動画はWiFi側に寄せる」と総額を抑えやすくなります。
入院WiFiでムダな費用を出さない5つのコツ
- 総額で比べる:「1日◯円」ではなく、送料・延滞料を足した総額で比較する。
- 14泊が分かれ目:2週間以上なら1日課金より月パック・定額を選ぶ。
- 退院が延びそうなら上限つきプラン:NETAGEの定額・デイリープラン、WiFiレンタル屋さんの月パックなど、延びても料金が読める方式が安心。
- 延長は早めに手続き:WiFiレンタル屋さんは期限前の延長注文で延滞料金が不要。期限管理を忘れずに。
- 容量は使い方から逆算:使わないのに無制限を選ぶと月数千円のムダ。迷ったら100GB前後。
よくある誤解:契約型の「月額」と入院向けレンタルは別物
ネットで見かける「月額3,000円台で無制限」といった契約型サービスは、契約事務手数料や最低利用期間(縛り)、解約金がある場合が多く、数日〜1ヶ月の入院用に都度借りるレンタルとは料金体系が異なります。当サイトの機種一覧には契約型・レンタル型どちらの料金情報も載っているため、入院向けに見る場合は「レンタル提供の事業者とプラン条件」のほうを確認してください。
入院のように期間が限られた利用では、WiFiレンタル屋さんやNETAGEのような都度課金・縛りなしのレンタルが基本的に向いています。
機種の選び方も費用に関わる
軽くて長持ちする機種なら、ベッドでの取り回しもラクです。費用と合わせて、機種の使い勝手も確認しておくとよいでしょう。
- FS040W:重さ約142g・連続稼働 約20時間。docomo/au/SoftBank/楽天に対応し、容量制から完全無制限まで選べる定番機。(機種ページ)
- FS030W:重さ約128g・連続稼働 約20時間。容量制最安帯で借りやすい。(機種ページ)
- FS045W:重さ約135g・連続稼働 約20時間。SoftBank回線の100GBプランに対応。(機種ページ)
各機種の詳しいスペックや料金は機種の比較一覧からご確認いただけます。
病室で使う前に必ず確認すること
費用面が固まっても、病院のルール次第では使えないことがあります。申込前に次の点を確認しましょう。
- 病室での利用可否:携帯電話の利用が禁止されている病室では使えない場合があります(禁止の対象は通話であることが多いです)。
- 受取場所:病院指定の受取は可能でも、病室までの配達は難しく、基本は病院の受付・総合窓口までです。
- 患者宛荷物の受付:患者宛の荷物を受け付けない病院もあるため、事前確認が必須です。
詳しいルールや受け取りの段取りは、入院中のポケットWiFi利用ルールで解説しています。
まとめ:入院WiFiは「総額」と「上限」で選ぶ
入院用WiFiの費用は、NETAGEの確認例(税込)で1週間は送料込み約3,000〜5,000円、1ヶ月は約3,000〜8,000円(容量で差)が目安です(5G無制限機などを選ぶと1ヶ月1万円台まで上がります)。安く済ませるカギは、
- 送料・延滞料を含めた総額で比較すること
- 2週間以上なら月パック・定額を選ぶこと
- 退院が延びても料金が読める上限つき・自動延長を選ぶこと
- 使い方に合った容量を選ぶこと
の4点です。申込前に必ず公式サイトで最新料金と条件をご確認ください。
- 縛りなし・自動延長で退院延長にも対応:NETAGE公式サイトを見る
- 1泊2日からの短期もOK・送料一律で分かりやすい:WiFiレンタル屋さん公式サイトを見る