入院中の暇つぶしや家族との連絡、オンライン診療や仕事のために、病室でWiFiを使いたい——そんなとき気になるのが「結局いくらかかるのか」です。この記事では、入院用WiFiレンタルの費用を1週間・1ヶ月・2ヶ月の期間別に、送料や延滞料も含めた「総額」で比較します。

結論から言うと、短期(1週間前後)は送料込みで約3,000円前後、1ヶ月は月5,000円前後が相場で、退院日が読めない入院では「料金に上限のあるプラン」を選ぶのが失敗しないコツです。料金はいずれも2026年6月時点の情報です。変動する場合があるため、申込前に必ず各社公式サイトで最新料金をご確認ください。

この記事の要点

  • 1週間の相場:本体1,000〜3,000円+送料 = 送料込みで約3,000円前後
  • 1ヶ月の相場月5,000円前後。6,500円以内に収まれば割安
  • 損益分岐:14泊前後を超えるなら「1日課金」より「月パック」が安い
  • 入院で安心なのは:退院が延びても料金が読める上限つき・定額プラン
  • 容量制 vs 無制限:使い方が読めないなら100GB前後が無難。NETAGEでは両者で月約4,000〜5,000円差
  • レンタル料金とは別に**往復送料(一律1,100円など)**がかかる点に注意

入院WiFiの費用、まず知っておきたい3つの仕組み

具体的な金額の前に、料金を正しく比べるための前提を押さえておきましょう。ここを知らないと「1日◯円」の安さに釣られて、かえって高くつくことがあります。

1. 「レンタル料金」と「送料」は別

多くのレンタル会社では、機器のレンタル料金とは別に往復送料がかかります。たとえばWiFiレンタル屋さんの往復送料は**一律1,100円(税込)**で、返却用のレターパック代もこの送料に含まれるため、返却時に追加の送料はかかりません(置き型ホームルーターのみ往復1,430円。店頭受取・店頭返却なら送料不要ですが、店頭と宅配を組み合わせる場合の費用は公式でご確認ください)。

つまり「1日◯円」という表示だけでなく、送料を足した総額で比べることが大切です。

2. 「1日課金」と「月パック・定額」で損益分岐がある

料金の課金方式は、大きく2タイプに分かれます。

課金方式仕組み向いているケース
1日課金型1日あたりの料金 × 日数数日〜10日程度の短期
月パック・定額型期間に関わらず1ヶ月分が定額2週間以上の長期、退院日が未定

WiFiレンタル屋さんでは14泊以上で割安なレンタルパックが適用され、1日料金×日数より1ヶ月パックの方が安くなる損益分岐点が14泊前後にあります。「1週間を少し超えそう」なら、最初から月プランを検討する価値があります。

3. 「延滞料金」と「自動延長」の扱いは会社で違う

入院は退院日がずれることがあります。このとき効いてくるのが、期限を過ぎたときの扱いです。

  • WiFiレンタル屋さん:延滞料金は1日880円(税込)。ただし期限前に延長注文をしていれば延滞料金はかからず、うっかり過ぎてもすぐ延長注文すれば請求されません。
  • NETAGE:申込時のレンタル期間が過ぎても返却がなければ延長申請不要で自動延長され、期間に応じた料金が月末締めで請求されます。レンタル期間に縛りがなく解約金もありません。
  • NOZOMI WiFi:返却遅延時は1日1,000円の延滞料金が発生するとされています(二次情報)。

退院日がはっきりしない入院では、この「延びたときにどうなるか」が総額を大きく左右します。

【期間別】入院WiFiの費用相場と最安の目安

ここからは期間別に、相場と各社の代表的な料金を見ていきます。金額はすべて2026年6月時点・税込です。

1週間(7日前後)の費用相場

ポケット型WiFiレンタルの1週間の相場は、本体料金1,000〜3,000円程度+往復送料で、送料込みで約3,000円前後が目安です。

サービス/プラン料金の考え方送料込みの目安
WiFiレンタル屋さん 20GB/月390円/日 × 8日 + 送料1,100円約4,220円
WiFiレンタル屋さん 無制限990円/日 × 8日 + 送料1,100円約9,020円
NOZOMI WiFi 1週間プラン短期専用プラン(本体+送料1,100円)約2,980〜3,278円 ※

※NOZOMI WiFiの1週間総額は、二次情報により「本体2,178円+送料1,100円」とする説と「総額2,980円」とする説があり、数値に幅があります。正確な総額は公式サイトでご確認ください。

短期では、容量制の最安プランや1〜2週間の短期専用プランを持つサービスが有利です。NOZOMI WiFiは1週間・2週間の短期プランを用意し、契約事務手数料がなく送料のみで使える点が短期入院に向いています。一方で同社の「無制限」プランは1日10GBを超えると翌朝9時まで128Kbpsに制限されるなど、無制限表記でも実質的な日次上限がある点には注意が必要です。

なお、WiFiレンタル屋さんは最短1泊2日からレンタル可能なので、数日だけの短期入院でも無駄なく借りられます。

1ヶ月(30〜31日)の費用相場

1ヶ月レンタルの相場は月5,000円程度で、6,500円以内に収まれば割安とされています。容量制と無制限で価格差が大きく出るのもこの期間です。

サービス/プラン内容1ヶ月の料金
NETAGE 容量制最安(FS040W 7GB等)31日間固定1,980円(≒63円/日相当)
WiFiレンタル屋さん 20GB/月月パック+送料1,100円6,950円
WiFiレンタル屋さん 50GB/月月パック(送料別1,100円)7,350円 +送料
NETAGE 100GB/月31日間固定5,980円(≒192円/日相当)
WiFiレンタル屋さん 100GB/月月パック(送料別1,100円)8,850円 +送料
NETAGE 完全無制限(FS040W)31日まで6,930円(32日目以降223円/日)
WiFiレンタル屋さん 無制限月パック14,850円+送料1,100円15,950円

容量をあまり使わないなら、NETAGEの容量制最安プラン(FS040W・305ZTの7GB、FS030Wの5GBで31日間1,980円)が際立って安い選択肢です。ただし容量は小さめなので、使い方とのバランスを見て選びましょう。

中容量なら**NETAGEの100GBプラン(31日5,980円)**が、1日あたり約192円相当とコスパに優れます。動画やビデオ通話を毎日たっぷり使うなら、完全無制限プラン(NETAGEのFS040Wで31日6,930円)が安心です。

このように、NETAGEでは容量制と完全無制限で1ヶ月あたり約4,000〜5,000円の価格差が出ます。入院中の使い方をイメージして、容量を選ぶことが節約の決め手になります。

2ヶ月(約60日)の費用相場

2ヶ月になると、1日課金を続けるより月単位の定額・自動延長型が圧倒的に有利になります。

たとえばNETAGEには2つの課金方式があります。

  • 定額プラン:レンタル期間に関わらず31日間定額。32日目以降は日割り
  • デイリープラン:1日課金だが31日目まで上限額が設定され、それ以上にはならない。32日目以降は1日料金×日数。

NETAGEのFS040W(完全無制限)を例にすると、31日まで6,930円で、32日目以降は1日223円の日割り。仮に60日なら「6,930円+223円×29日=約13,397円」が目安です(実際の請求は会社の締め・条件によります)。

WiFiレンタル屋さんのように1ヶ月パックを月単位で更新する形でも、月15,950円(無制限)や6,950円(20GB・いずれも送料込み)が積み上がる計算になります。期間が長いほど、1日課金との差は開いていきます

退院日が読めず2ヶ月前後になりそうな入院では、上限のあるデイリープラン月末締めの自動延長が、追加料金の心配を減らしてくれます。

ネットエイジ(NETAGE)で料金を見る → WiFiレンタル屋さんで料金を見る →

※公式サイトへ移動します。料金は変動するため最新情報をご確認ください。

容量制 vs 無制限:入院ではどちらを選ぶ?

費用を左右する最大のポイントが「データ容量」です。入院中の使い方から逆算して選びましょう。

使い方の例おすすめ容量の目安理由
SNS・メール・LINE・調べもの中心7〜20GB容量制の最安帯で十分。月2,000円前後も狙える
動画を時々・ビデオ通話を少し50〜100GB中容量が価格と安心のバランス◎
動画・配信を毎日たっぷり、長期入院無制限容量を気にせず使える。ただし月額は上がる

「どれくらい使うか分からない」という場合は、100GB前後の中容量プランが無難です。NETAGEの100GB(31日5,980円)なら、動画もそこそこ楽しめてコストも抑えられます。

なお、各社の「無制限」表記は、サービスごとに実態が異なります。前述のNOZOMI WiFiのように1日◯GB超で速度制限がかかるケースもあるため、無制限を選ぶ際は「日次の上限がないか」を公式サイトで確認しておくと安心です。

入院WiFiでムダな費用を出さない5つのコツ

  1. 総額で比べる:「1日◯円」ではなく、送料・延滞料を足した総額で比較する。
  2. 14泊が分かれ目:2週間以上なら1日課金より月パック・定額を選ぶ。
  3. 退院が延びそうなら上限つきプラン:NETAGEの定額・デイリープラン、WiFiレンタル屋さんの月パックなど、延びても料金が読める方式が安心。
  4. 延長は早めに手続き:WiFiレンタル屋さんは期限前の延長注文で延滞料金が不要。期限管理を忘れずに。
  5. 容量は使い方から逆算:使わないのに無制限を選ぶと月数千円のムダ。迷ったら100GB前後

よくある誤解:契約型の「月額」と入院向けレンタルは別物

ネットで見かける「月額3,000円台で無制限」といった契約型サービスは、契約事務手数料や最低利用期間(縛り)、解約金がある場合が多く、数日〜1ヶ月の入院用に都度借りるレンタルとは料金体系が異なります。当サイトの機種一覧に載っているクラウドSIM端末などの月額は契約型のもので、入院向けの短期レンタル料金とは混同しないようご注意ください。

入院のように期間が限られた利用では、WiFiレンタル屋さんやNETAGEのような都度課金・縛りなしのレンタルが基本的に向いています。

機種の選び方も費用に関わる

軽くて長持ちする機種なら、ベッドでの取り回しもラクです。費用と合わせて、機種の使い勝手も確認しておくとよいでしょう。

  • FS040W:重さ約142g・連続稼働 約20時間。docomo/au/SoftBank/楽天に対応し、容量制から完全無制限まで選べる定番機。(機種ページ)
  • FS030W:重さ約128g・連続稼働 約20時間。容量制最安帯で借りやすい。(機種ページ)
  • FS045W:重さ約135g・連続稼働 約20時間。SoftBank回線の100GBプランに対応。(機種ページ)

各機種の詳しいスペックや料金は機種の比較一覧からご確認いただけます。

病室で使う前に必ず確認すること

費用面が固まっても、病院のルール次第では使えないことがあります。申込前に次の点を確認しましょう。

  • 病室での利用可否:携帯電話の利用が禁止されている病室では使えない場合があります(禁止の対象は通話であることが多いです)。
  • 受取場所:病院指定の受取は可能でも、病室までの配達は難しく、基本は病院の受付・総合窓口までです。
  • 患者宛荷物の受付患者宛の荷物を受け付けない病院もあるため、事前確認が必須です。

詳しいルールや受け取りの段取りは、入院中のポケットWiFi利用ルールで解説しています。

まとめ:入院WiFiは「総額」と「上限」で選ぶ

入院用WiFiの費用は、1週間で送料込み約3,000円前後、1ヶ月で月5,000円前後が相場です。安く済ませるカギは、

  • 送料・延滞料を含めた総額で比較すること
  • 2週間以上なら月パック・定額を選ぶこと
  • 退院が延びても料金が読める上限つき・自動延長を選ぶこと
  • 使い方に合った容量を選ぶこと

の4点です。料金はいずれも2026年6月時点の情報のため、申込前に必ず公式サイトで最新料金と条件をご確認ください。

ネットエイジ(NETAGE)で料金を見る → WiFiレンタル屋さんで料金を見る →

※公式サイトへ移動します。料金は変動するため最新情報をご確認ください。

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