レンタルWiFiの機種選びで「5G対応」は魅力的なキーワードですが、5G対応=必ず速い、ではないのが落とし穴です。同じ5G対応でも、回線方式や利用場所によって実効速度は大きく変わります。この記事では、当サイトの機種データベースをもとに、5G対応の主要機種を「回線方式」「下り最大速度(カタログ値)」で比較し、本当に速い機種の選び方を解説します。
結論から言うと、速度を重視するならWiMAX系・au系の5G機(DOCK 5G 01・5GX01)、docomo回線で5Gを使いたいならFS050W(端末は4キャリア対応・レンタルはdocomo 5G)、自宅中心なら据え置きのL13、という選び分けになります。
スペックはカタログ値(理論値)の目安です。実効速度は環境で下がります。申し込み前に各社公式で最新情報をご確認ください。
この記事の要点(先に結論)
- 「5G対応」でも回線方式・利用場所で実効速度は大きく違う
- 速度重視 → WiMAX系のDOCK 5G 01(下り最大3,500Mbps・同時接続48台)・au系の5GX01(4,100Mbps・レンタルは50GB/月)
- docomo回線+5G → FS050W(下り最大2,800Mbps・端末は4キャリア対応、レンタルはdocomo 5G)
- 自宅中心 → 据え置きのL13(下り最大4,200Mbps・同時接続にも強い)
- 5Gエリアは都市部中心で拡大途中。4G接続でも動画・会議には十分なことが多い
なぜ「5G対応」でも速度に差が出るのか
5G対応の機種でも実効速度が変わる理由は、おもに2つあります。
- 回線方式・世代の違い:WiMAX系は下り最大が非常に高い一方、クラウドSIM系は機種による差が大きく、4G世代のU3などは下り最大150Mbpsです。
- 利用場所が5Gエリアかどうか:5Gは対応エリア内でないと5Gの速度が出ず、エリア外では4G(LTE)接続になります。2026年時点でも5Gエリアは拡大途中です。
つまり、「5G対応」の表示だけで選ばず、回線方式と下り最大値、そして使う場所の5G対応状況をあわせて見るのが失敗しないコツです。
5G対応・主要機種の比較
当サイトの機種データベースから、5G対応(現役5G機)の主要機種を比較します。下り速度はカタログ上の最大値(理論値)で、実効速度は環境により下がります。
| 機種 | タイプ | 回線方式 | 重さ | 下り最大(カタログ値) | 同時接続 |
|---|---|---|---|---|---|
| Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 | モバイル | WiMAX(au 5G) | 約198g | 3,500Mbps | 48台 |
| 5GX01 | モバイル | au | 約265g | 4,100Mbps | 16台 |
| FS050W | モバイル | 4キャリア(docomo/au/SoftBank/楽天) | 約198g | 2,800Mbps | 32台 |
| U50 | モバイル | docomo/クラウドSIM | 約194g | 2,500Mbps | 16台 |
| L13 | ホームルーター | au(WiMAX 5G) | 据え置き | 4,200Mbps | 32台 |
| X12(旧モデル・後継はDOCK 5G 01) | モバイル | WiMAX(au 5G) | 約174g | 3,900Mbps | 16台 |
| NC03 | モバイル | WiMAX(au 5G)/クラウドSIM | 約225g | 3,500Mbps | 65台 |
数値は当サイトの機種データベースに基づきます。X12は2023年発売のモデルで、後継のDOCK 5G 01(2025年発売)の登場によりUQ WiMAX公式では販売終了扱いです。WiFiレンタルどっとこむの料金一覧に掲載されているWiMAX 5Gのモバイル機はDOCK 5G 01・NC03などで、X12は掲載されていません。5GX01はNETAGEで50GB/月のプランとして取り扱われています。なお、U3のような4G世代のクラウドSIM方式の機種は下り最大が150Mbps前後にとどまり、同じレンタルWiFiでも5G対応機とは速度帯が大きく異なる点に注意してください。
速度重視なら:DOCK 5G 01・5GX01(WiMAX系・au系)
Speed Wi-Fi DOCK 5G 01はWiMAX(au 5G)の現行モデル(2025年発売・X12の後継)で、下り最大カタログ値は約3,500Mbps、同時接続は48台です。レンタルではWiFiレンタルどっとこむ・e-caが容量無制限のプランで扱っています。au系の5GX01は下り最大約4,100Mbpsとカタログ値はさらに高いものの、約265gとやや重く、NETAGEでの取扱は50GB/月のプランです。速度を求める都市部での利用に向いています。旧モデルのX12(下り最大約3,900Mbps)は当サイトで確認した短期レンタル3社(WiFiレンタルどっとこむ・NETAGE・WiFiレンタル屋さん)の取扱機種に含まれていないため、レンタルで探すならDOCK 5G 01が現実的です。ただしWiMAX・au系は対応回線が限られ、建物内や地方では電波が弱くなることがあります。
docomo回線+5Gなら:FS050W(SIMフリー・4キャリア対応端末)
FS050Wは端末としてdocomo/au/SoftBank/楽天の4キャリアに対応したSIMフリーの5G機で、下り最大2,800Mbpsと十分速いのが特徴です。ただし4キャリア対応は端末の仕様で、レンタルでは提供元が指定する回線を使います(WiFiレンタル屋さん・NETAGEのFS050Wはdocomo 5G回線・完全無制限)。複数キャリアを自動で切り替えるわけではないため、利用場所がdocomoのエリア内かを確認してから選びましょう。
自宅中心なら:L13(ホームルーター型)
L13はau(WiMAX 5G)対応の据え置き型で、下り最大4,200Mbps・同時接続32台と、自宅での高速・多台数利用に強い機種です。持ち運びはできませんが、家族で使う・在宅利用が中心ならモバイル型より快適なことがあります。ホームルーター型の選び方はホームルーター型レンタルWiFiはどんな人向き?で解説しています。
※公式サイトへ移動します。WiFiレンタル屋さんのFS050Wはdocomo 5G回線(完全無制限)です。掲載料金は税込表示で、往復送料1,100円(返却用レターパック代込み)が別途かかります(店頭受取なら返送料550円のみ・店頭返却なら返金)。料金は変動するため最新情報をご確認ください。
5G機を選ぶ前に確認したいこと
- 利用場所が5Gエリアか:5Gエリア外では4G接続になります。各キャリアのエリアマップで確認を。
- 回線方式と下り最大値:「5G対応」だけでなく、WiMAX系かクラウドSIM系か、カタログ値はいくつかを見る。
- 本当に速度が必要な用途か:標準画質の動画やSNS中心なら、4G機でも実用上困らないことが多いです。
速度より「容量無制限×つながりやすさ」を重視するなら、完全無制限で使えるレンタルWiFi機種まとめもあわせてご覧ください。回線方式そのものの違いはクラウドSIMとWiMAXの違いで解説しています。
まとめ:5G機は「回線方式・場所・用途」で選ぶ
5G対応レンタルWiFiは、次の3点を押さえれば失敗しにくくなります。
- 回線方式で速度帯が違う:WiMAX系・au系は高速、クラウドSIM系は中速のことも
- 利用場所が5Gエリアか:エリア外は4G接続。場所の対応状況を確認
- 用途に合うかで判断:速度重視ならDOCK 5G 01・5GX01、docomo回線の5GならFS050W、自宅ならL13
「5G対応」の表示だけで判断せず、回線方式と下り最大値を確認するのが賢い選び方です。スペックはカタログ値の目安のため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
※公式サイトへ移動します。料金は変動するため最新情報をご確認ください。
WiFiレンタルどっとこむをクリックした場合の申込手順(3ステップ)
- トップの「WiFiレンタル金額の確認」でご利用開始日・終了日を入力
- 受取方法(宅配・コンビニ・空港カウンターなど)と返却方法を選択
- 「WiFi機器」から機種(例:U3 完全無制限)を選ぶと料金が表示されるので「スピードお申し込み」に進む